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「次の旅行はどこに行こうか」と妻と話していたある夜、ふと「人生で行ける旅行って、あと何回だろう」と考えてしまいました。
51歳の会社員です。夫婦で年4回の温泉旅行を続けていますが、本気で計算してみると残り時間は意外と短い。そんな時、本屋で何気なく手に取った5冊が、私の旅行観と生き方を大きく変えてくれました。
今回は、その5冊を読んだ気づきと一緒にご紹介します。
この記事でわかること
- 50代こそ「旅行と生き方」の本を読むべき理由
- 51歳・会社員が実際に読んで価値観が変わった5冊
- 各書籍の概要と50代に響くポイント
- 5冊から得た旅行・生き方の習慣の変化
- 旅行を「贅沢」から「人生のメンテナンス」に変える視点
50代こそ「旅行と生き方」の本を読む理由
50代に入ってから、時間の感じ方が変わりました。
20代の頃は「いつかやればいい」で済んだことも、50代になると「いつ」が具体的に見えてきます。健康寿命を考えると、自由に旅行できる時間は思ったより限られているのです。
人生100年時代と言われますが、元気に動ける期間はその半分以下かもしれません。だからこそ、残りの時間で何を選ぶかという視点が大事になります。
本は、そのヒントをくれる存在です。著者が時間をかけて整理した考えを、数時間で吸収できます。50代にとって、これほど効率のいい学びはありません。
厳選5冊の選定基準
今回ご紹介する5冊は、次の3つの軸で選びました。
- 旅行のモチベーション:行きたい場所を可視化する本
- 実用ノウハウ:旅行費を抑えるための具体的な方法
- 人生哲学:50代以降の時間の使い方を考える本
単なる旅行本でも、ただの自己啓発本でもありません。50代の今だからこそ刺さる、実用と哲学のバランスを意識しました。
1冊目:『死ぬまでに行きたい世界の絶景』詩歩氏
この本の概要
世界中の絶景スポットを写真でまとめた、旅行モチベーションを上げる定番の1冊です。著者の詩歩氏は、Facebookで絶景情報を発信し続けてきた方。SNS時代の旅本のさきがけと言える存在です。
50代の読者にとって響くポイント
50代になると「いつか行きたい場所」がぼんやり消えていきがちです。仕事や家庭で目の前のことに追われ、旅行の優先順位が下がります。
この本は、そんな状態の人にとって地図のような役割を果たします。ページをめくるだけで「次の旅行候補」が次々と浮かぶ感覚です。
私が実際に得た気づき
妻と一緒にこの本を眺めたとき、お互いに「行きたい」と思った場所がほぼ一致しました。
これがきっかけで、夫婦で「人生の旅行リスト」を作ることになりました。国内10カ所・海外5カ所をリストアップし、優先順位を付けて取り組んでいます。
旅行は「思いつき」ではなく「計画して取りに行くもの」に変わりました。
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2冊目:『マイルで得する家族旅行』ANAマイルマスターズ氏
この本の概要
クレジットカードのマイルを戦略的に貯めて、家族旅行の航空券代を抑える方法をまとめた実用書です。ANAやJALのマイル制度を初心者にもわかるように解説しています。
50代の読者にとって響くポイント
50代の旅行で意外と負担になるのが、航空券代です。特に夫婦2人分となれば、国内線でも往復5万円以上になることが珍しくありません。
この本は、その負担を「マイル」という形で日常に分散させる視点をくれます。給与所得者でも、日常の支払いをカードに集約するだけで、年に1〜2回の航空券分のマイルは貯められます。
私が実際に得た気づき
「マイルは出張族のもの」と思っていた私の認識が変わりました。
メインカードをマイル系に切り替えるだけで、年間8,000〜10,000マイルが自然に貯まります。羽田・伊丹間なら往復で航空券が1枚取れる量です。
夫婦2人分のマイルを貯めるのに2年かかりますが、それでも年1回の国内旅行の航空券は実質ゼロになりました。
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3冊目:『定年後にやりたい100のリスト』
この本の概要
定年後の時間で何をするか、具体的な100の選択肢をリスト化した本です。旅行・趣味・学び・人付き合いなど、ジャンルを横断して書かれています。
50代の読者にとって響くポイント
50代は「あと10年で定年」が現実味を帯びる年代です。でも、定年後に何をするかは意外と考えていない人が多い。私もそうでした。
この本は、漠然とした不安を「具体的な選択肢」に変換してくれます。100個もあれば、自分に合うものが必ず見つかります。
私が実際に得た気づき
100のリストの中で、私が特に響いたのは「夫婦で月に1度の小旅行」と「四国八十八カ所を回る」の2つでした。
月1の小旅行は、すでに年4回温泉旅行をしている私たちの延長で実現可能です。八十八カ所は、定年後の長期目標として妻と話し合いを始めました。
定年は「終わり」ではなく「始まり」だと感じられるようになりました。
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4冊目:『LIFE SHIFT 2 100年時代の行動戦略』リンダ・グラットン氏
この本の概要
世界的ベストセラー『LIFE SHIFT』の続編です。100年生きる時代の働き方・学び方・人付き合い方を、行動戦略として具体的に提示しています。
50代の読者にとって響くポイント
50代以降のキャリアを考えるとき、多くの人が「定年後どうするか」を悩みます。この本は、その問いを「人生の余白で何を選ぶか」という前向きな視点に置き換えてくれます。
仕事・家族・学び・健康のバランスを「マルチステージ」として捉える発想は、50代に特に刺さります。
私が実際に得た気づき
「役職定年や定年退職は、人生の終盤ではなく中盤」という捉え方が新鮮でした。
私の場合、定年後20〜30年は元気に動ける可能性があります。その時間を「余生」と呼ぶのはもったいない。新しいステージとして設計し直す価値があります。
旅行も、その新しいステージの中心にある活動の一つだと整理できました。
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5冊目:『50歳からの「生き直し」 後悔しない人生のために』
この本の概要
50歳という節目で、自分の人生を見つめ直し再設計するヒントをまとめた本です。仕事・家族・健康・趣味の各分野で、後悔しないための具体的な視点を提示しています。
50代の読者にとって響くポイント
「もっと若い時に気づいておけば」と思うことが、50代になると増えてきます。でも、この本は「今からでも遅くない」というメッセージを徹底しています。
過去への後悔ではなく、これからの選択に焦点を当てる構成が、50代の心理にしっくりきます。
私が実際に得た気づき
「生き直し」という言葉に最初は抵抗がありました。やり直しではなく、生き直し。少し重い言葉に感じます。
でも読み進めると、それは「今までの自分を否定する」ことではなく、「今の自分の延長に新しい選択を加える」ことだとわかります。
私の場合、その選択の一つが「夫婦の時間を最優先する」ことでした。仕事よりも、子供の世話よりも、夫婦で過ごす時間を中心に据える。それが今のところ、後悔しない選択だと感じています。
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5冊を読んで変わった3つの旅行・生き方の習慣
5冊を立て続けに読んで、私の行動が具体的に3つ変わりました。
1. 年4回の温泉旅行を「生活の一部」に
以前は「年1回の特別な旅行」が普通でした。今は夫婦で年4回の温泉旅行を、生活の固定リズムとして組み込んでいます。
季節ごとに行く場所を変えることで、1年の流れにメリハリが生まれます。旅行は「贅沢」ではなく「人生のメンテナンス」だと考えるようになりました。
2. 夫婦の時間を最優先する
仕事や子育てが落ち着いた50代は、夫婦2人の時間が増える時期です。
旅行はその時間を凝縮して楽しむ最高の手段だと気づきました。日常の延長ではなく、非日常で向き合うことで、お互いの考えていることが見えてきます。
3. 人生のリスト化と優先順位付け
「いつか」と先送りにしていたことを、具体的なリストに落とし込みました。
国内旅行10カ所・海外5カ所・趣味で挑戦したいこと5つ。リストにすることで、何から取り組むかが明確になります。曖昧な「いつか」より、明確な「来年」の方が実現確率は高いのです。
旅行を「贅沢」から「人生のメンテナンス」に変える
5冊から得た最大の学びは、旅行に対する考え方の変化です。
20代・30代の頃、旅行は「ご褒美」や「贅沢」でした。頑張った自分への報酬という位置付けです。
でも50代になった今、旅行は「人生のメンテナンス」だと捉えています。
夫婦で温泉に浸かりながら話す時間。日常を離れて自分を見つめ直す時間。これらは贅沢ではなく、健康な生活を続けるために必要な投資です。
その視点が定まったことで、旅行費を「使う」のではなく「投資する」感覚になりました。
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まとめ:本は旅と生き方の地図になる
50代になってから読んだ5冊が、私の旅行観と生き方を大きく変えてくれました。
- 『死ぬまでに行きたい世界の絶景』詩歩氏:行きたい場所を可視化する
- 『マイルで得する家族旅行』:旅行費を日常から積み上げる
- 『定年後にやりたい100のリスト』:定年後を具体的に描く
- 『LIFE SHIFT 2』リンダ・グラットン氏:人生を多段階で設計する
- 『50歳からの「生き直し」』:今からでも遅くない選択をする
本は、旅と生き方の「地図」になります。地図があれば、迷うことが減り、踏み出す勇気が出てきます。
まずは1冊、気になったものから手に取ってみてください。50代の今だからこそ、響く言葉がきっと見つかります。
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※本記事は筆者の個人的な読書体験と感想に基づくものです。書籍の内容や効果には個人差があります。