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新NISAで「何を買えばいいか」という情報は溢れています。でも同じくらい大事なのが「何を買ってはいけないか」という知識です。
私は投資歴15年で、過去に失敗した商品もあります。その経験から、新NISAでは絶対に手を出してはいけないと思うものを5つ挙げます。
買ってはいけないもの1:高コストのアクティブファンド
アクティブファンドとは、ファンドマネージャーが「この株が上がる」「この国が伸びる」と判断して運用するタイプの投資信託です。
聞こえはいいですが、問題は 手数料(信託報酬) が高いこと。年間1〜2%以上かかるものも珍しくありません。
一方、インデックスファンドの信託報酬は0.05〜0.1%台。この差は長期で見ると莫大です。
さらに数多くの研究が示しているように、長期的にはアクティブファンドの8割以上がインデックスファンドに負けます。高いお金を払って、市場平均より低いリターンを得るのは合理的ではありません。
新NISAで選ぶべきは、信託報酬0.2%以下のインデックスファンドのみ。
買ってはいけないもの2:テーマ型ファンド
「AI革命ファンド」「EV・電気自動車ファンド」「メタバース関連ファンド」。
こういったテーマ型ファンドは見た目がキャッチーで売れやすい。でも、問題が二つあります。
問題1:テーマが流行した後に設定される ファンドが組成されるのは、そのテーマが話題になってから。つまり株価がある程度上昇した後に買うことになりがちです。
問題2:テーマの旬が終わると急落する AIが注目された時期に設定されたファンドが、その後AIへの過熱感が冷めると急落する。これを何度も目の当たりにしてきました。
長期積立に向かない商品を新NISAの非課税枠に入れるのはもったいない。
買ってはいけないもの3:毎月分配型ファンド
「毎月お金が入ってくる」という響きは魅力的です。でも毎月分配型ファンドには重大な落とし穴があります。
分配金は「運用益から支払われる」と思われがちですが、実際には 元本を取り崩して分配されることも多い。元本払戻金(特別分配金)と呼ばれるもので、これは単に自分のお金が返ってきているだけです。
さらに、新NISAでは分配金を再投資しない限り非課税枠を使い切ってしまいます。複利効果を最大化するためには、分配金を出さずに再投資するタイプの商品の方が合理的です。
毎月分配型は老後の取り崩し手段として使う場面はありますが、積立フェーズでは不向きです。
買ってはいけないもの4:外貨建て保険
銀行や保険会社の窓口で「新NISAと合わせてどうぞ」と勧められやすいのが外貨建て保険です。
これは正確には保険商品であり、新NISAで買えるものではありません。でも「資産形成になる」「為替で増える」という説明で混同しやすい。
外貨建て保険の問題点は以下の通りです。
- 解約手数料が高く、途中で辞めると大きく損をする
- 為替リスクがあり円高になると元本割れする
- 手数料が不透明で、実質コストが高い
- 中途解約した場合の税務処理が複雑
「保険と投資は別にする」が鉄則です。
買ってはいけないもの5:つみたて投資枠対象外の単元株
新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つがありますが、成長投資枠で個別株やETFをアクティブに売買しようとする方法も注意が必要です。
特に「株主優待目当ての個別株をNISAで持つ」というアドバイスを見ることがありますが、個別株は分散が効かず、企業が不振になれば大きく下落します。非課税枠を個別株のギャンブルに使うのは本末転倒です。
成長投資枠も基本的にはインデックスファンドへの積立に使うか、長期保有前提の低コストETFに絞るのが賢明です。
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まとめ:「何を買わないか」が長期投資の命運を分ける
新NISAで失敗しないための5つのルール:
- 高コストのアクティブファンドは買わない
- テーマ型ファンドは買わない
- 毎月分配型は積立フェーズでは使わない
- 外貨建て保険と投資を混同しない
- 成長投資枠で短期売買をしない
シンプルな原則を守って、低コストのインデックスファンドを淡々と積み立てる。これが15年の経験から出た結論です。
「何を買わないか」がわかったら、次は「何を買うか」を確認しましょう。具体的な銘柄は新NISAを2年続けて気づいたことの実績や、51歳のポートフォリオ公開が参考になります。NISAと組み合わせて使うと節税効果が高いiDeCo完全ガイド(50代向け)もあわせてご覧ください。
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※本記事は筆者の個人的な利用体験に基づくものです。