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今でも覚えています。
初めて配当金が口座に入った日のことを。
金額は 1,240円。3月末の権利確定後、6月に口座に着金したその金額を見て、私は何とも言えない感情になりました。
配当投資を始めたきっかけ
投資を始めて数年が経ち、インデックスファンドへの積立投資が軌道に乗ったころ、「配当株」というものに興味を持ち始めました。
「保有しているだけでお金が入ってくる」という仕組みが、単純に面白そうだと思ったのです。
最初は東証上場の国内高配当株を数銘柄。投資額は合計で約80万円。配当利回りは平均で約3%でした。
初めての配当金:1,240円
初めての配当金は6月の入金。2社から合わせて1,240円でした。
正直に言うと、「少ないな」という気持ちが最初に来ました。80万円も投資して1,240円。月換算すると100円ちょっと。
でも、しばらく眺めていると違う感情が湧いてきました。
「何もしていないのに、お金が増えた」
仕事をしたわけでも、何かを売ったわけでも、節約したわけでもない。ただ株を持っていただけで、1,240円が口座に入った。
この感覚は、積立投資の「含み益」とは全く違うものでした。含み益は「紙の上の利益」ですが、配当金は「現実に入ってきた現金」です。
複利の実感が変わった瞬間
最初の1,240円から3年後の現在、配当収入は年間で約18万円(月換算1.5万円)になっています。
3年間で何が変わったかというと:
- 配当金を再投資して保有株数を増やした
- 新しい銘柄を追加して分散を広げた
- 増配した銘柄がいくつかあり、同じ株数でも受取額が増えた
特に「増配」の効果は実感しやすい。同じ株を持ち続けているだけなのに、会社が業績を伸ばして増配することで、何もしなくても配当収入が増えていく。
これが複利の本質だと、頭ではなく体で理解できた気がしました。
配当投資が与えた「心理的な変化」
配当収入が月1〜2万円になったころ、お金に対する感覚が変わりました。
「固定費の一部を配当でカバーできる」 という感覚です。月1.5万円あれば、スマホ代と光熱費の一部をまかなえる。
会社の給与に100%依存していた状態から、「給与以外の収入がある」という状態へ。金額的には大したことはないのですが、この「依存度が下がった感覚」が精神的にとても楽になりました。
配当投資の注意点
3年間やってきて感じる注意点も正直に書きます。
高配当だけを追わない:配当利回りが異常に高い銘柄は、業績悪化や株価下落を反映していることがあります。「なぜ高いのか」を必ず確認する必要があります。
減配リスクを忘れない:業績が悪化すれば減配や無配もあります。配当収入を「固定収入」として当てにするのは危険です。
インデックス投資と並行して行う:個別株は集中リスクがあります。インデックス投資を土台にして、その上に配当株を重ねるイメージが安全です。
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3年で学んだこと
1,240円の配当金から始まって、今は年間18万円。
3年間で積み上げてきたものは、配当収入だけではありません。「お金が自分のために働いている」という感覚。「会社以外の収入源を持つ安心感」。そして「複利が実際に機能している」という体感。
これらは、お金では計れない価値だと思っています。
配当投資は派手ではありません。でも、地道に続けることで確実に積み上がるものがある。それを実感させてくれる投資方法です。
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※本記事は筆者の個人的な利用体験に基づくものです。